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2021年12月15日5 分

[Report]10/22(fri)おやま妄想会議#23

1.はじめに

レポート担当の"モッティ"です!

10月の開催から1ヵ月と少しが経ちました。徐々に記憶が薄れ、このときの妄想会議の内容を覚えている方は、少ないのではないでしょうか。

しばらく時間が経った後、内容を振り返るときにレポートは役に立ちます。

忘れた頃に見返すことで、何回も妄想を楽しめるし、新たな気づきが生まれるかも。

レポートは、充実した時間を思い出すためのステキなツールなのかもしれません。

そうなんです! だからいつも時間を置いてからレポを投稿しているんです!

もうすぐ12月の妄想会議が始まるこのタイミングで書いているのは、そういう理由なんです。決して言い訳とかではなくて。

「参加できなかったけれど、どんな内容だったのか知りたい!」、「はやく振り返りたい!」といった意見もあるので、本当のところはね、早い方がいいのかもしれませんね…。

さて、そんな反省をしつつ、妄想会議を振り返っていきたいと思います!

2.今回の妄想会議は…?

今回は「コワーキングスペースSEKEN」で開催し、約15人が遊びに来てくれました。

当初の予定では「まちのプロムナード」で開催予定でしたが、天気に恵まれず、場所を変更することになりました。

元洋服屋さんだったSEKENにはショーウィンドウ、スポットライトがあり、光に照らされたSEKENの様子を道行く人たちが眺める様子は印象的でした。

さて、今回の発表者は2組です。

どんな妄想が聞けるのでしょうか。

第23回目のはじまりです!

3.妄想トーク(1)

No.43 てのひら木工 野口 亜由子さん

三重県の桑名市郊外で生まれ育ち、高校卒業まで北海道で暮らしていた野口さん。

栃木県内の大学卒業後、家具関係の仕事に携わり、結婚を機に小山に移住しました。

今年で在住12年目となる小山では、「てのひら木工」として木工品を作る他、神鳥谷にある築40年ほどのアパート「ファミール思川」のリノベーションにも携わっています。

(野口さんは、ファミール思川のオーナーの息子の妻という立場)

そんな野口さんは、大学生の時に初めて訪れた「ジョイフルホンダ」で衝撃を受けたといいます。必要なものは買い、壊れたら捨てるのが当たり前だった学生時代。「ジョイフルホンダで資材選び、買う人たちの様子を見て、ものづくりにかける想いみたいなものを感じました」と話してくれました。

この頃からモノづくりに興味を抱き始めた野口さん。大学卒業後は家具関係の会社に就職しましたが、モノづくりに携わりたい想いは途絶えませんでした。

退職後、品川にある職業訓練校で木工について学び、家具を作る工場に勤務。「仕事は面白かったが重労働だった」と工場に勤めていた頃を振り返りながら、小山での活動へと話が進んでいきました。

そんな野口さんの妄想は、「じぶんだけの心地よさに気づく人を増やしたい」でした。

庭に生えている木のようにルーツが見える材料を使用したモノづくりや、空き店舗やリノベ前の空室に集まり、みんなでアイディアを出し合い未来を妄想する「妄想アパートメント」などを発表。

「どうしたら自分とその周りの世界が少しでも良くなるのか、『消費者』から『作る』マインドへと切り替わることで、考えるようになるかもしれない。暮らしの中で作るという選択肢があることが、突き詰めていくと心地よさや幸せに繋がっていくのではないか」と、想いを共有しました。

選択肢が増えることで、物事の捉え方や日々の暮らしに変化が生まれていくのだと思います。発表にあった「妄想アパートメント」もぜひ実現してほしいなと思いました!

4.妄想トーク(2)

No.44 (有)増山硝子店 増山 和晃さん

小山市出身の増山さんは、小山駅西口から徒歩6分程にある「増山硝子店」を営んでいます。ガラスの交換だけでなく、網戸の張替え、窓用のフィルムを張るなど、硝子屋さんの仕事は多岐に渡るそうです。

さて、増山さんの本業は硝子屋さんですが、今回の妄想はサウナがテーマでした。

「サウナは暑いだけという感覚は古い!」と、サウナの魅力を伝えることから発表がスタート。サウナに入り、水風呂に浸かり、外気温を体感することで生じる「整う」について話をききました。

暑さと冷たさの急な環境変化によって身体が危機的状態になると、仕事や人間関係などの悩みすら考えない状態が作れるとのこと。その後、ベンチに座って外気温を感じることで神経が安定。身体はリラックスしているのに脳は冴えわたる「整う」という状態になるそうです。

日本にはサウナ施設が6千箇所あり、世界で2番目の規模だといいます。また、サウナブランドが作られたり、旅行会社がサウナを目的とした「サ旅」をパッケージ化するなど、盛り上がりを見せています。

増山さんはここ1年程でサウナにハマり、2021年7月にはサウナ部を設立したといいます。そんなサウナを愛する増山さんの妄想は、「サウナビレッジ」を作ることでした。

「サウナビレッジでは、カップルサウナ、クラブサウナ、茶室サウナなど、様々なサウナを提供したい。サウナだけではなく、食事や休憩、マッサージ施設を設けるなど、疲れている人たちのプラットフォームを作りたいな」と話してくれました。

モッティの周りにもサウナに通い、「サ活」をしている人たちがいます。ホットな話題のサウナ。一緒に行く人を探している方は、サウナ部に入ってみてはいかがでしょうか!

5.またお会いしましょう!

また参加したい。

そしてステキな小山市の未来を妄想したい。

そう思える妄想会議でした。

妄想を披露してくれたトーカーのみなさま、

そして集まってくださったみなさま、

ありがとうございました。

次回の開催日については、本サイトやSNSでチェックをお願いします。

それではまた会いましょう!

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