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[Report]10/17(sat)おやま妄想会議#15



1.はじめに


レポート担当の"モッティ"です!


私事ではありますが、バタバタと落ち着かない日々が続いています。

あえて歩いて移動したり、長めにお風呂に入ったりと、落ち着くための時間を作っています。


先日、友人とZoomで近況を語り合ったのですが、

どうやら友人も忙しいらしく、げっそりとしていました。


この時期、お忙しい方も多いかもしれませんが、

忙しいときこそ、楽しことを考えていきましょう!


ということで、妄想会議を振り返りたいと思います。



2.今回の妄想会議は…?


今回の妄想会議には、約20人が遊びに来てくれました。

おやまゆうえんハーヴェストウォークの管理・運営を行う「(株)ザイマックスアルファ」様のご協力により、フードコートの一角をお借りして開催。


フォレストガーデン (芝生広場)で開催できることを楽しみにしていましたが、雨天のため断念しました。またの機会に再チャレンジしたいと思います!


会場となった「おやまゆうえんハーベストウォーク」は、「小山ゆうえんち」閉園後の跡地にオープンしたショッピングモールです。昨年度は約500万人が訪れるほどの人気を誇り、小山市内で最も有名な商業施設として知られています。


今年の4月から、新路線「ハーヴェストウォーク線」が開設され、10月にはJR小山駅西口のバスターミナルから「お―バス」で移動できるようになりました。


乗り残しが解消され、快適に移動できる環境となった背景には、小山市、(株)ザイマックスアルファ、バス会社の連携があったそうです。


最近では「おーバス」のプロジェクトが高く評価され、グッドデザイン賞を受賞したとのこと。これについて、小山市役所の浅見さんからお話がありました。



3.「おーバス」グッドデザイン賞


小山市役所 都市整備部 部長 浅見知秀さん


小山市のバスの利用率は、他の都市に比べて10分の1程度。

その分、車の利用者が多く「過度な車依存」が懸念されている状況です。


路線バスの利用者が減ると、採算がとれなくなり、便数が減少します。

不便を感じるようになった利用者は、バスを使わなくなり、利用者がさらに減少。

悪循環が生まれた結果、最終的に路線バスが撤退する可能性も…


このような課題意識から「小山市に住む人、来る人など、あらゆる人が自由に移動できるまち」を理想として、「バスっていいじゃん!」と思ってもらうためのプロジェクトが始まりました。


多くの人がバスを使えるように、従来よりも割引率が引き上げた定期券「noroca」を新設。通学、通勤、お買い物など、様々なシーンでバスが利用しやすい環境を目指しました。


さらに、「バスってダサい」というイメージを払拭するために、「小山に生きる。おーバスが活きる」をキャッチコピーに情報誌「Bloom!」を作成。ライフスタイルやスポットなど、様々なアプローチによるプロモーションを実施しました。


その結果、定期券の利用者、乗車人数が増加し、クレームも激減。「若者がバスを使うようになった。おーバスや、まちのことを好きになった」などの声も届いているようです。


おーバスの利用者を増やし、自動車の利用率を下げるような、チャレンジングな取り組みは今後も続いていきそうです。おーバスを使っている人も、使っていない人も、皆さんで応援していきましょう!



4.妄想トーク(1)


No.29 (株)ザイマックスアルファ 松本天馬さん・春野 真優さん


松本さんは、東京都渋谷区出身。去年、小山市に赴任し、都内と異なる環境に戸惑いながらも仕事に奮闘されています。

春野さんは、埼玉県出身。今年、小山市に赴任し、栃木県内の素敵なお店やスポットを探すなど、暮らしを楽しもうとされています。


松本さん、春野さんは、「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」の施設管理、運営に携わっており、今年の夏にはフォレストガーデン (芝生広場)をオープン。定期的にリニューアルを実施し、利用者が飽きないよう取り組み続けています。


そんな、お二人の妄想は「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」を「小山市で一番の憩いの場」にすることでした。


季節を感じる場所、非日常を体験できる場所、新しい遊び場など、商業施設として買い物に訪れるだけでなく、素敵な時間を過ごせる場所を目指していく。そのために、寝袋に入りながら映画鑑賞、お外でこたつ、人工ビーチなど、数々のわくわくするイベント案を発表しました。


「思いっきり楽しんでいただいて、明日も頑張ろう! と思ってもらえる場所にしたいです。こういう企画をやってみたらどうか? など、提案がありましたら教えてください。みなさんのお力をお借りして、実現できるように頑張ります!」


商業施設の場づくりに、利用者が参加できる機会は貴重ですよね。

妄想力を発揮して、色々なアイディアを出し合っていきましょう!



5.妄想トーク(2)


No.30 Cafe FUJINUMA 藤沼英介さん


藤沼さんは、小山市出身で進学のために18歳から東京へ。卒業後は、映画・テレビ制作に携わりましたが、両親のお店作りのためにUターン。その後、両親の体調への気遣いや、お店への愛着から「Cafe FUJINUMA」の経営を始め、現在3店舗を展開しています。


「小山はこんなに行く場所が無いのか」と感じたことをきっかけに、「小山をポートランドを超えるまちにする。止まり木になるスポットを作る」ことを会社の使命とし、24歳から7年以上活動を続けています。


JR小山駅西口の祇園城通りでは、オープンテラス席の設置や、様々なイベントが実施され、賑わいが生まれています。一方で、空き店舗が点在しており、寂しい風景が残っています。


この状況を打破するために、Cafe FUJINUMA本店近くの3階建ての廃ビルを購入を決意!

ビルの活用について、妄想が展開されていきます。


1階は貸店舗、2階はビアバー、3階はシーシャスペース、屋上はイベントスペースとして活用する予定。まちを良くしたいと思う人に貸したり、クラフトビールの文化を発信したり、シーシャを通じたコミュニケーションのきっかけ作りを考えているそうです。


「本店を出してから7年経ちましたが、思い描いていたほど、若者に刺激を与えられていないと感じています。小山の若者が東京に行く前に、小山でも洒落たことができる場所を作ってあげたいです。小山を良くするために、みんなで頑張っていきたいと思います!」


小山に住む若者が、小山に帰ってきたいと思えるようになる。そうすれば、小山の駅前に新しいお店ができたり、新たに関りたいと思う人が出てきたり、これまでと違った動きが生まれるかもしれませんね!



6.またお会いしましょう!


また参加したい。

そしてステキな小山市の未来を妄想したい。

そう思える妄想会議でした。


妄想を披露してくれたトーカーのみなさま、

そして集まってくださったみなさま、

ありがとうございました。


次回のvol.16は、11/7(土) @まなかのいえを予定しています。

また会いましょう!


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