1.はじめに
皆さん こんにちは!
おやま妄想会議 レポート初担当の“ペー”と申します!
福岡出身!家族と小山市と絵本スイミー、そして おやま妄想会議のことが大好きな2児のパパです♪
おやま妄想会議の、『小山をもっと面白がろう!』という人たちで作られる雰囲気が好きすぎて、ずっと参加してるうちにトーカーとしてお話させていただくことになり…
そしてついには運営メンバーの仲間に入れていただけることになりまして
今回 満を持してのレポート初体験なのです!!
おやま妄想会議 大好き人間としては こんなに嬉しいことはありません!!
これから よろしくお願いいたします!
これって 感覚としては あれに似てますよね!
アイドルの“おっかけ”やってたらいつの間にか結婚しちゃってた的なやつ!
…違うか。
さぁ!それでは『おやま妄想会議レポート#29』の はじまりはじまりー♪
2.今回の妄想会議は・・?
今回の妄想の舞台は、小山市の地域おこし協力隊の横山さんが 700名以上の方たちの力を借りながら 約10ヶ月間をかけて空き家をリノベーションして創り上げた『Aricraft Carrier』!
『Aricraft Carrier』とは 日本語で『空母』という意味。
横山さんは この場所を 挑戦したい若者にシェアオフィスやアトリエとして貸し出し いつかはこの『空母』から大空に飛び立ってもらいたい という想いを込めたと言います。
また、小山駅の西口近辺では なんと約4割が 空き家や駐車場などの 人の賑わいが生まれない『低未利用地』であるとのこと。
横山さんは 市役所の皆さんや 地域のたくさんの方たちの力を借りながら 低未利用地を『若者がチャレンジできる 価値を生む場所』に変え 小山に賑わいを取り戻そうとされているのです。
こんな おやま妄想会議にうってつけの 最高に素敵な舞台で
参加者たちの『トーカーのお話を聴くのが待ちきれない!』という雰囲気の中、おやま妄想会議がスタートしました!
3.妄想トーク(1)
No.56 カゼトツチ初代インターン生 諏訪 惟人さん
『若者が創る おやま』
惟人(ゆいと)くんは 現役の白鷗大生で カゼトツチでのインターンを経て 今はそのままカゼトツチでアルバイトをしています。
カゼトツチではインターン時代にWEBメディア『ニシグチオヤマ (nishiguchioyama.com)』のライターを務めたり
『オヤマヲタベヨウ』という企画を通して 小山の美味しい飲食店でご飯を食べつつ 新型コロナの流行で希薄になった 人と人との交流を生み出す取り組みにチャレンジしたりしていました。
そんな彼の妄想は『小山に学生団体を作ること!』
なぜ学生団体を作りたいと思うのか。
そこには3つの理由と 親友への ある想いがありました。
【唯人くん が 学生団体を作る3つの理由】
・大学生に学校やバイト先以外の活動拠点を提供したい!
・挑戦を後押ししたい!
・小山市での思い出を増やしたい!
新型コロナウイルスによる 様々な規制が始まったのと ほぼ同時に大学に入学した という唯人くんは、カゼトツチでのインターンやアルバイトを通じて 大学生活の中だけでは体験できないことに たくさん挑戦し、それこそが社会との接点であると感じるようになったと言います。
大学という ある種の 内側の世界 だけでなく、社会との繋がりを体験できるような場を作り、大学生が 外の世界 と繋がる1歩目を踏み出す後押しをするため、学生団体を立ち上げたいと考えるようになったとのことです。
そのような経験を通して小山市でたくさんの思い出を作った大学生は、きっと小山市で過ごしたことを ずっと覚えていてくれるのではないか。
そして、
自分から声を上げられる
やりたいと思ったことに挑戦できる
そしたらもっと小山はおもしろくなる
そういった想いが 唯人くんのとても素敵な妄想に繋がっていました!
そしてもう一つ。
唯人くんには 彼自身の1歩目を後押しした 無二の親友の存在がありました。
【志半ばで亡くなった親友の存在】
唯人くんの高校時代の同級生 カケルさんは、彼に最も影響を与えた人の一人です。
カケルさんは高校生の当時から 卒業後には起業するという志を持ち 起業家のセミナーなどに積極的に参加するなど、当時から具体的な行動を起こしていたような方でした。
そんなカケルさんですが、高校3年生の夏休みに 不慮の事故により 突如この世を去ってしまわれます。
唯人くんは、
生前に『起業してたくさんの人を幸せにするんだ!』と言っていたカケルさんの分まで精一杯チャレンジして、
カケルさんに次また会えた時に『頑張ってきたぞ!』と胸を張って言えるように、今回の妄想の実現を皮切りに 将来は地元で起業したいと考えているとのことでした。
誓いにも似た 唯人くんの妄想は、とてもキラキラしていて 皆が応援したくなる素敵なお話でした♪
4.妄想トーク(2)
No.57 プロボランティア研究所 加藤 哲久さん
2人目のトーカーは、都内の企業に勤め、テレワークでコワーキングスペースSEKENを使用しながら、今年 個人事業主「プロボランティア研究所」としても活動をスタートした加藤さん!
【加藤さんってどんな人?】
・筑西市出身 小山市在住
・前職はカーディーラーのトップ営業マン
・勤め先の他に 栃木ユースサポーターズネットワークへの参加など 多数活動
・趣味は『課題解決妄想』!
そんな加藤さんのお話は「僕が元気玉を撃つ話です」という パワー満点のフレーズからスタートw
こんな妄想 もう楽しみしかないじゃないですか!w
さて、どのようなお話だったのか、紹介していきましょう♪
【誰でもできる!プロリーマン化計画!】
加藤さんは、ディーラーにお勤めされていた時に関わった、あるNPO法人が解散してしまったという出来事から、『もっと自分に出来ることはできなかったのか』『解散は僕のせいだ!』という想いに駆られたと言います。
それから 加藤さんは、NPOが抱える『認知不足』『人手不足』『資金不足』という課題を解決するための大きな仕組み造りに思考を巡らし、行動に移すようになっていきます。
そして 解決のために加藤さんが行き着いた一つの答えは『みんなが少しずつ力を出し合えば サラリーマンとして勤めながらでも 社会をもっと良くするための一端を担えるんだ!』という前例を作ること。
つまり、これこそが『元気玉作戦』ということなんです!
例えば『ファンドレイジング』という仕組みを活用し、加藤さん自身が営利企業と非営利団体の架け橋になって ボランティアの活動を 報酬が発生するような形で もっとカジュアルに たくさんの人が参画できるような形に変えていくことで 課題の解決に繋がるのではないか、と加藤さんは言います。
そんな加藤さん、具体的にやろうとしている取組として こんなことを考えていらっしゃいます。
【ゲリラボッチャ ~ボッチャで小山駅前をハックせよ~】
なぜゲリラボッチャなのか。
ゲリラボッチャには3つの強みがあると加藤さんは言います。
・誰でもできる『ユニバーサルスポーツ』であること!
・場所を取らずに出来ること!
・ルールもシンプルで分かりやすいこと!
これらの強みを活かして、小山市内で最大の認知を得るために 加藤さんは
『おーバスのハーヴェストウォーク線を ゲリラボッチャでハックする』ことを提案します!
【どういう事?】
おーバスのハーベストウォーク線には、特に土日 バス待ちの学生たちが多く並んでいる光景をよく目にします。
1日何人くらい並んでいるかというと、なんと平均で600人から800人もの人数に上ると言います。これまで気にしたことがなかったですが、数を知ると驚きです!
そして、先ほど挙げた『ボッチャの強み』をフルに活かし、バスの待ち時間にボッチャ体験&SNSでのハッシュタグチャレンジを実施する、という企画を実行することで、
① 誰でも気軽に楽しめるボッチャで バスの待ち時間という隙間時間を使ってユニバーサルスポーツを体験してもらい、
② 社会福祉協議会とのコラボとすることで若者に社会福祉協議会の存在や取り組みを知ってもらうきっかけにすることができ、
③ さらに『ゲリラボッチャ』という言葉自体が一般的ではないので、#ゲリラボッチャで検索をすれば どの程度の広告効果を生めるのか を ほぼノーコストで把握することができ、今後の取り組みで企業に広告効果を具体的な数で示せて 協賛を得やすくなる!
などの効果を狙う、とのこと!
二重三重に策が練られていて、とってもワクワクしてきますね♪
【ボランティアをエンターテイメントにしていく!】
加藤さんは 自分だけで課題を解決しようとしている訳ではなく 自分に出来ないことは 共感してくれる仲間同士で『出来ることを出来る分だけ』助け合って解決していこうと考えています。
そうすることで、『ボランティア=無償奉仕』ではなく『ボランティア=能動的に 楽しみながら 社会をより良くしようと行動すること』になるように認知を変化させることが出来るという、大変 魅力的で自分も仲間に入れてほしい と思えるような お話でした!
5.またお会いしましょう!
今回の おやま妄想会議も、最高に素敵な場所で 最高に素敵な妄想をお二人から聞けて、最高に盛り上がりました♪
ご参加いただいた皆さん
そして、妄想を披露いただいたトーカーのお二方
ありがとうございました!
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